2019-05-15
中学受験 算数②
まずは、前回の答えから。
ポイントは斜めの正方形があることです。
右の図のように、斜め
の正方形が4種類
あり、小さい順に、
あ ・・・9個
い ・・・8個
う ・・・1個
え ・・・2個
あります。
これを4種類のまっすぐな正方形の
個数
1×1+2×2+3×3+4×4=30個
に加えると、
30+9+8+1+2=50個
になります。
このように、本の少し考え方を工夫すれば解けるのですが、
この少しの工夫が難しいのです。
それでは、次の問題はどうでしょう。
先月の問題と今月の問題ができない理由は、
① 整理して数えることをしていない
② 見逃していたことがある
のどちらかか両方だと思います。
財布の小銭を数えるとき、普通の人は、
100円玉が何枚でいくら、50円玉が何枚でいくら、・・・
と硬貨別に金額を計算して、最後に合計金額を求めるはずです。
算数の問題も、基本は同じで、難しい問題ほど、分けて考えるこ
とが必要になります。