2019-05-19
成績の上がる勉強法②
「数学の応用問題は、答えを見て解くべし 。」
これは阪大に受かったある学生の勉強方法です。
受験勉強などで、数学の応用問題を解くときは、
ふつう答えを見ずに一問一問解いていきますね。
しかし、これではたいへん時間がかかります。
また、分からないことの連続で、いやになってしまうことがあります。
そこで、答えを見ながら問題を解いていくのです。
こうすると、どんどん問題をこなすことが出来ます。
答えを見てもよく分からない場合は、答えを何度も丸写しします。
そうして、パターンを覚えていくのです。
パターンが分かってくると何をすればよいかが次第に分かってきます。
数学は考えて解く教科のようですが、
実は解法の大部分は覚える必要があるのです。
囲碁や将棋の定石を覚えるのと同じように
まず基本の解き方を覚えましょう。
数学の応用問題をスラスラ解ける人は、
過去に同じような問題を解いたことがあり、
その解法パターンを覚えているからスラスラ解けるのです。
いくら優秀でも、全く初めて経験するような問題を
スラスラ解ける人はまずいません。
「考える力を養う。」なんて難しく考えず、答えを見ながらどんどん問題を解いて
出題パターンを覚えていけばいいのです。
もちろん、意味を理解して覚えて下さい。
単なる「丸覚え」では、実践では全く役に立ちませんよ。
自力でスラスラと解けるようになるまで、
何度も同じ問題をくり返すことが、実力アップのコツです。